ケーエー引越センターの神代優也です。心から引越しを愛し、筋トレが趣味の34歳です。引越し業界歴10年の経験と知識を活かして、みなさまに引越しに役立つさまざまな知識をご紹介します。
このページでは「引越し時の洋服・衣類の荷造り」についてご説明しますね!
かさばる衣類は、引越し前から時間をかけて荷造りしておきたいところ。とはいえ具体的には、どのような流れで梱包していけば良いのでしょうか?
ダンボールへ詰め込むだけなら簡単ですが、だからといって収納ラックや衣装タンスの服をすべて移し替えるのは面倒。
スーツなど皺になってしまう服の扱いにも困ります。ここでは、そんな衣類を梱包するための賢い方法について紹介していきます。
引っ越しするときは、最初に持っている衣類を整理整頓しておきましょう。シーズン毎に着る衣類を分類して、引越先へ持っていく総量を調べておくためです。 このとき、あまり着ることのなくなった、いわゆる「タンスの肥やしになっている服」は、引っ越しの機会に処分しておくのもアリ。
古着であっても、リサイクルショップへ持ち込めば買い取ってくれる場合があります。リサイクル不可の古くなった下着や靴下などは、早めにゴミとして出しておくように。 ただし、古くなったタオルについては、引っ越し時の拭き掃除や、割れ物を梱包するときの緩衝材として使えるので残しておきます。
シーズン毎に衣類をまとめたら、それぞれ個別に引越し用のダンボールへ梱包していきます。このとき、色違いのガムテープを用意しておきましょう。 シーズン毎にガムテープの色を決めておき、ダンボールの封を閉じる時に使います。これなら、ひと目でどのシーズンの服が入っているのかを確認できますからね。
下着・ハンカチ・靴下・タオルなど、シーズンに関係なく使用する衣類については、別のダンボールを用意して異なる色のガムテープで閉じておきます。 このほか引越後、すぐに使うであろう1週間分くらいの衣類すべてを別のダンボールで梱包しておきます。こちらは引越後、すぐに開封できるよう他の衣類を納めたダンボールとは分けて扱ってください。
ダンボールへ梱包するときは、よく靴の箱に入っている薄い白色の紙(純白ロール紙)を用意。ダンボールの内面全体を覆うように入れて、ダンボールの茶色い部分へ直接服が当たらないようにします。 これは水に弱い服への湿気対策。ダンボールは水分を吸収してしまうからです。
気になる人は、加えて衣装ダンス用の除湿剤(湿気取り)を使用しても良いでしょう。 そのほか、ダンボールの底面にビニール袋を敷いておくと、雨などの引っ越しでダンボールの底面が濡れてしまったときの対策になります。
また、シーズン以外の服は、引っ越し後もダンボールへ入れたまま放置しがちです。 長期間、ダンボールで保管しておくかもしれないことを考慮して、防虫剤も忘れず入れておきましょう。
そのような理由から、特定のシーズンでダンボール内に空きスペースができてしまう場合でも、他シーズンの服は混ぜないでグッと我慢。空いた部分は、クシャクシャにした純白ロール紙で軽く隙間を埋めておきます。
ちなみに、圧縮袋でコンパクトにまとめて梱包する方法もありますが、皺が付くのであまりオススメはできません。 皺になっても大丈夫な服が大量にある場合に限り、圧縮袋を使うと梱包するダンボールの数を減らせて引っ越し費用を抑えることができます。
引越し後、ダンボールを空けて衣類を荷ほどきするのは面倒な作業です。上記したとおり、ダンボールへ入れたまま、次シーズンの入れ替えまで放置している人も多いはず。 そのようなことを考慮して、一時的な移動手段のダンボールではなく、重ね置きできる収納ボックスを利用するのも賢い方法です。
プラスチック製なら養生テープ(剥がしても跡が付きません)、布製なら全体を紐で括っておけば、ダンボールを使うことなくそのまま運搬できます(引越時に付いてしまう汚れや傷は目をつぶりましょう)。 自立式で重ね置きできるタイプなら、引っ越し後に押し入れへ入れるだけで引っ越し後の作業が完了しますよ。
収納ボックスは、中身の見える透明なもの、あるいは透明窓が付いているものだと視認しやすくて便利です。 上記した方法で服を整理しておけば、シーズン毎の入れ替えも楽ちん。加えて、折りたたみできるタイプだと、使わないときに場所と取らないのでオススメですよ。
ただし、女性は透明の収納ボックスだと、引っ越し時に見られてしまって抵抗があります。透明窓が付いているものを使って、内側から透明窓を覆うように紙で隠しておけば安心ですよ。
服の中には、皺が付くと困るものがあります。皺にならないようにするコツは、
・できるだけ引っ越しギリギリまでは梱包しない
・ハンガーを付けたまま2つ折りで梱包する
・あまり多くを重ねて梱包しない>
・かといって、左右に振ってカサカサと動かないくらいまでは固定できるように
となります。以上のことから、「大きめの長方形で高さは低いダンボール」が必要だとわかります。 ホームセンターやインターネットのダンボール専用ショップなどで購入できるので、持っている衣類を2つ折りしたサイズを測ってから探してみましょう。
とはいえ、皺の付いてほしくない&型崩れさせたくない服をダンボールへ梱包するのは面倒ですよね。ハンガーラックのタンスで収納している人は、そのまま運搬できるかどうか、引越し業者へ相談してみてください。 オプション料金になってしまう可能性もありますが、そのまま運んでくれるかもしれませんよ。ただし、ハンガーラックへ付けたまま引っ越してもらう場合は、ハンガーから外れてしまわないように、養生テープや紐などでハンガー部分をポールへガッチリ固定しておきます。
また、引っ越し業者では、専用の「ハンガーボックス」をレンタルしてくれる場合もあります。ハンガーボックスとは、ハンガーにかけたまま服を運搬するための専用ボックスです。 これなら皺が付くことも、型崩れすることもありません。気になる人は、引っ越し業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、通常のダンボールよりも高くなりますが、ダンボール製の簡易ハンガーボックスは購入することも可能です。見た目はともなく、そのままハンガーラックとしても使えるので、いっそ購入するのもアリでしょう。
すでに衣装ダンスや3段ラックへ服を収納している人は、引越し前に業者へ問い合わせてみましょう。上気したハンガーラックのタンスと同様、そのままの状態で運搬してもらえる可能性があります。 ダンボールへ梱包する手間が省けるかもしれませんよ。
このとき、注意したいのが運搬時に引き戸(引き出し)の飛び出しや、両開き戸が開いて中身が散乱してしまうこと。 養生テープなどを使って、しっかり固定しておきましょう。両開き戸がガラス製の場合は、ダンボールシートなどで保護しておくことも忘れてはいけません。 3段ラックも同様、養生テープで固定、あるいは紐で全体を締め付けておきます。
ただし、大きめの衣装ダンスは重さに注意してください。衣類を詰め込みすぎると重くなり、運搬時の衝撃で底が抜けてしまうことがあるからです。 それに、重すぎると引っ越し業者も迷惑。 そのような場合は、引き戸(引き出し)ごとに分けて運搬してもらうと良いですよ。
分けて運搬するときは、引き戸(引き出し)の上側が無防備になってしまいます。 同じサイズのダンボールシートを用意して、養生テープで天井の周囲すべてを貼り付けておきましょう。 このとき、マジックインキなどでダンボールシートに何段目の引き戸(引き出し)なのかを記載しておくと戻すときに楽できます。
では最後に改めてケーエー引越センターの料金プランを確認しておきましょう。『標準パック』、『超節約パック』、『爆安75パック』という3つのプランがあり、その中から自分の引っ越しに最適な内容と条件のプランを選ぶことが出来ます。
『標準パック』は一番の人気を誇るプランです。荷造りなどは自分でやる必要がありますが、大きな家具や冷蔵庫などの養生や運搬などはプロのスタッフが担当するので安心できます。
適用条件としては、同一区内、または隣接する区へのお引越しと20km以内へのお引越しが可能で、荷物量に応じて2tトラックの標準車かロング車が配備され、スタッフは2名~3名が伺います。 荷物量もダンボール約90個相当(容積8.4㎥)からダンボール約120個相当(容積10.5㎥)までが可能な目安です。 『標準パック』 詳細ページ
とにかく節約したい人は、不用品を処分するなど荷物を極力少なくした上で、荷造り以外に引っ越し作業そのものも手伝うことで、料金を低くすることができます。
『超節約パック』では、引越し専用車両「ロイヤル号」と作業スタッフ1名が伺います。作業をお客様にお手伝いしていただくことで、低料金かつスムーズな作業を実現することができているのです。
適用条件としては、同一区内、または隣接する区へのお引越しと20km以内へのお引越し、ダンボール約50個相当(容積4.6㎥)のお荷物となります。 それでも10,500円からの料金と激安なので、超節約というプラン名なのも納得するはずです。 『超節約パック』 詳細ページ
『爆安75パック』は、同一区内、または隣接する区へのお引越しで、段ボール20個以内の荷物の少ない方におすすめのプランです。
荷物を宅配便として引き取り&配達してもらっても、この金額には収まらないでしょう。 しかも通常の宅配便などとは異なり、そのまま新居に直行します。宅配便も当日配送があるにはありますが、一旦持ち戻って、荷物を積み替えてからなのでスピードが違います。
また他の荷物と混ぜられてしまう混載便になるため、紛失等のリスクがあります。一円でも安くスピーディーに、かつ荷物を混載されずに引っ越しをするなら、この『爆安75パック』しかありません。 『爆安75パック』 詳細ページ
単身のお引越しなら、現在のところ、以下のサイトで底値の見積もりを得られます。
荷物量や距離によって更に割引が効くのが特徴で、自動見積メールより価格が下がることも多いです。 引越日によって単価が違うので、思い切って「どの日が一番安いですか?」とオペレーターに聞いてしまうと良いでしょう。
そして、『ケーエー引越センター』では業界で1番安いお引越しができます!
是非、ケーエー引越センターで見積もりを取ってください!