ケーエー引越センターの神代優也です。心から引越しを愛し、筋トレが趣味の34歳です。引越し業界歴10年の経験と知識を活かして、みなさまに引越しに役立つさまざまな知識をご紹介します。
このページでは「本の詰め方と梱包、運び方」についてご説明しますね!
引越し準備、本のダンボールへの入れ方・詰め方や梱包方法はご存知ですか? 捨てられないからと少しずつ何冊もためたものも、量が大量になれば、 引越しダンボールの重量は非常に重くなり、持ち上げられないことも。
引越し荷造りのコツを知って、「本のダンボールが重い!」「紐で縛る縛り方を間違えて荷崩れした!」等のトラブルを防ぎましょう。
まず引越しにマストな梱包資材である、本を入れるためのダンボールを用意しましょう。 このとき、余り大きいサイズの段ボールを選んではいけません。
本は非常に重量があるものなので、入れ方や詰め方にもよりますが、大きいサイズのダンボールにフルで詰め込んでしまうと、持ち上げられないことがあるからです。
適切なのは、もともと水やジュースなどが入っていたダンボール箱です。比較的小さめのサイズで丈夫なものが多く、重い本を入れるのに適しています。
引越しのダンボールを組み立てるときは、本の重さを最大限に考慮しないといけません。 何冊もの量の大量な本を入れると、底が抜ける可能性があるからです。
ダンボールを組み立てるときは、段ボールの底面のガムテープをカタカナの「エ」の字になるように貼るのが通常であるところ、それだけでは重量に耐えかねるので補強目的で更に追加で貼り、 漢字の「王」のような状態になるようにしましょう。
気を付けなければならないのは、頑丈にしようとして漢字の「田」にしてはならないということです。 理由は、引越し業者がダンボールを軍手で持つときに、四隅にガムテープが貼られていると滑りやすくなり落とす危険性が上がるからです。
ダンボールが持ちやすければ作業も速く進み、引越しが早く終わるかも知れません。
引っ越しで本をダンボールなどの箱に箱詰めする際に、まず本を紐で縛ってから入れる人がいますが、これは厳禁です。
縛るときの縛り方や結び方の問題ではなく、縛った紐の結び目が本の重量で押しつぶされ、結果、本に結び目の跡がついて本を傷めてしまいます。
本は紐で結ばず、そのままダンボールに詰めましょう。 本の入れ方、詰め方のポイントは、以下です。
・サイズを揃えること
・背表紙が上になるように詰めること
・百科事典など分厚い本はダンボールの底の方へ入れること
・厚くて重い本を1つの段ボールに集中させないこと
・ダンボール満杯まで詰め込まない
・蓋を閉じる前、一番上に、いらない厚紙などを敷く
サイズをそろえることでダンボールの容積を無駄なくしようすることができ、背表紙を上にすれば、引っ越し先で本棚へ入れるときに種類別に分けることが出来て作業がしやすくなります。 百科事典など分厚く重い本は、上の方に入れると安定性に欠けるため、バランスを崩して運びにくくなります。
1つの段ボールに集中させずに分散させ、かつダンボールの下の方へ入れるようにしましょう。 ダンボールが満杯になるまで詰め込むと、持ち上げられなくなる可能性があります。
また、最後に蓋を閉じる前は、一番上に、使い終わったティッシュの箱などを切った厚紙を敷きましょう。 引越し先で開梱する際に、カッターで本の表紙を切らないようにするためです。
本をダンボールの半分ほど詰めた時点で、自分で持ち上げられるかどうかを確認しましょう。 その時点で重いなと感じたら、それ以上の本は詰め込まないこと。 運ぶ人の気持ちになって考えると、自ずと適正な量が判断できると思います。
でも、そうするとダンボールに空いたスペースが出来てしまいますよね。それはどうしたら良いのでしょうか。
空いたスペースには、本など重いものではなく、シーツや洋服など軽くて柔らかいものを詰めましょう。
空いた隙間をそのまま空きスペースにしておくと、トラックに積み上げた際に上の荷物の重みでダンボールが潰され、本が傷む原因になってしまうからです。
ダンボールの上の方までピッチリ詰めないと潰れの原因になりますので、とにかく隙間は空けないようにするのが鉄則です。
引越しをする際、本が入っていた本棚はどうすれば良いのでしょうか?
「箱詰めは面倒くださいし、できれば中身を入れたそのままで運んでほしい!」という人も多いようですが、洋服のような軽いものが入っているタンスなどと違い、本はとにかく重量があるので、 中身をそのままにしておくことは出来ません。
本棚はきちんと解体し、取り出した本はしっかり梱包しないといけないのです。
中身を取り出した本棚自体をどうするかですが、これはケースバイケース。 サイズが大きく玄関やエレベータを通る際に難航しそうな場合は、結果的に周囲の壁や床を傷つけて後から弁償なんてことになる可能性が高いため、解体した方が良いでしょう。
どの程度のサイズまでなら解体せずに運んだ方が良いのかについては、引越し業者に相談するのがベストです。 自己判断だと、必要のない解体作業をしてしまう可能性もありますので、事前の相談がおすすめです。
自力での運び方についてですが(壁や床を傷つけるリスクがあるのでおすすめしませんが)、これは特に慎重に気を遣う必要があります。
慣れない作業ですから、ガラス扉を割ったり本棚の角で壁を凹ませたりすることが多いからです。 可能ならガラス扉は予め本体から外し、毛布等で覆ってから運びましょう。
また細かい部品、例えば本棚の下についているキャスターや棚板を乗せるためのナットやネジなどは、とかく無くなってしまいがちです。 まとめてビニール袋に入れて袋の入り口をしっかり縛り、ガムテープで本棚の中に貼り付けておきましょう。
本が好き過ぎて大量にストックした結果、自宅が大量の本で本屋敷になってしまっている人も多いでしょう。 そんなケースでなくとも、引っ越しは本を整理する最大のチャンス。
本を処分する方法は、2つしかありません。 売るか捨てるか、です。
売る場合は少しでも高く売りたいし、捨てる場合は少しでも手間をかけずに無料で廃棄したいですよね。
売るか捨てるかという方法を天秤にかけた場合、その量が大量なのであれば、圧倒的に「売る」に軍配が上がります。
理由は、単に廃棄する場合でも、本をゴミステーションへ持っていく作業は避けられず、よって運ぶために本を紐で縛ったりガムテープでまとめたりという作業も避けられないからです。
どうせそこまで手間をかけるなら、売ってお金になった方が良いと考えるのが、多くの人の思考回路でしょう。
売る方法として一般的なものは、自分で買取ショップに持参するか送付する、ヤフオクなどのオークションで売る、くらいでしょうか。
買取ショップに持参するには本を運べる状態にする必要があり、紐で縛るかダンボールなどのケースに入れる必要があります。
送る場合も同様か、または途中の輸送で本が傷むなどのリスクを考えると、持参する場合よりもしっかりと梱包する必要があります。 少量ならまだしも、売る本が多量にある場合は自分で梱包するのは本当に面倒くさいですよね。
そんなときには、買取ショップに電話して相談してみましょう。本の冊数が多い場合、自宅までショップ側から取りに来てくれる可能性があります。
次にヤフオクで売る方法についてですが、まず出品の手間がかかりますし、梱包の手間もあります。
ただし古書で高値がつくような本の場合、多少の手間はかかっても、買取ショップではなくヤフオクなどのオークションへ出品することをお勧めします。 なぜなら、多くの大手買取ショップでは、本の査定について発行年度を基準にして行っているからです。
本の価値を知っている人が査定をすれば高値がつく本でも、買取ショップでは古い本だと5円や10円など驚くほどの安い価格で買い取られてしまいます。
売る場合には、まず価値のある本とそうではない本を分別し、価値のある本のみヤフオクへ出品して残りは買取ショップへ出しましょう。
買取ショップへ出しても、本の傷みが酷かったりページ内の書き込みが酷かったりする場合は、買取を断られることがあります。 その場合でも、買取ショップによって対応は違うものの、無料で廃棄してくれるケースが多いようです。
しかし無償廃棄をしてくれない買取ショップだった場合、または買取ショップによる廃棄を自分が断った場合、廃棄作業は自分でしなければなりません。 そうなると必然的にゴミステーションへ持っていくための本を縛る作業が発生しますが、適当な縛り方で縛ると、途中で崩れて道路にバサバサと落ちてしまう可能性があります。
では、どんな縛り方、結び方をすれば、本の崩れを防ぐことが出来るのでしょうか?
よく廃品回収の日に、紐で縛ったものの崩れ落ちている「失敗作」を見ることがありますね。 あのようにならないための、正しい紐の縛り方、結び方についてご紹介します。
紐をアルファベット小文字の「q」のような形の輪にして床に置きます。 自分から見たとき、紐の片方は下へ、もう片方は右へ続いている状態です。
この「q」の丸部分と縦棒の部分が交わっている点を真ん中にし、縛りたい本を置きます。 本を乗せて積み上げたら、本の端を揃え、紐の「q」の丸部分をつまみ、一番上に乗せてある本の真ん中へ持ってきます。
その輪に、右に置いてある紐を通して引っかけて、次は同じ輪に下の紐を引っかけます。そのまま、力をこめて縛り上げれば出来上がりです。
では最後に改めてケーエー引越センターの料金プランを確認しておきましょう。『標準パック』、『超節約パック』、『爆安75パック』という3つのプランがあり、その中から自分の引っ越しに最適な内容と条件のプランを選ぶことが出来ます。
『標準パック』は一番の人気を誇るプランです。荷造りなどは自分でやる必要がありますが、大きな家具や冷蔵庫などの養生や運搬などはプロのスタッフが担当するので安心できます。
適用条件としては、同一区内、または隣接する区へのお引越しと20km以内へのお引越しが可能で、荷物量に応じて2tトラックの標準車かロング車が配備され、スタッフは2名~3名が伺います。 荷物量もダンボール約90個相当(容積8.4㎥)からダンボール約120個相当(容積10.5㎥)までが可能な目安です。 『標準パック』 詳細ページ
とにかく節約したい人は、不用品を処分するなど荷物を極力少なくした上で、荷造り以外に引っ越し作業そのものも手伝うことで、料金を低くすることができます。
『超節約パック』では、引越し専用車両「ロイヤル号」と作業スタッフ1名が伺います。作業をお客様にお手伝いしていただくことで、低料金かつスムーズな作業を実現することができているのです。
適用条件としては、同一区内、または隣接する区へのお引越しと20km以内へのお引越し、ダンボール約50個相当(容積4.6㎥)のお荷物となります。 それでも10,500円からの料金と激安なので、超節約というプラン名なのも納得するはずです。 『超節約パック』 詳細ページ
『爆安75パック』は、同一区内、または隣接する区へのお引越しで、段ボール20個以内の荷物の少ない方におすすめのプランです。
荷物を宅配便として引き取り&配達してもらっても、この金額には収まらないでしょう。 しかも通常の宅配便などとは異なり、そのまま新居に直行します。宅配便も当日配送があるにはありますが、一旦持ち戻って、荷物を積み替えてからなのでスピードが違います。
また他の荷物と混ぜられてしまう混載便になるため、紛失等のリスクがあります。一円でも安くスピーディーに、かつ荷物を混載されずに引っ越しをするなら、この『爆安75パック』しかありません。 『爆安75パック』 詳細ページ
単身のお引越しなら、現在のところ、以下のサイトで底値の見積もりを得られます。
荷物量や距離によって更に割引が効くのが特徴で、自動見積メールより価格が下がることも多いです。 引越日によって単価が違うので、思い切って「どの日が一番安いですか?」とオペレーターに聞いてしまうと良いでしょう。
そして、『ケーエー引越センター』では業界で1番安いお引越しができます!
是非、ケーエー引越センターで見積もりを取ってください!